大掃除はできないけれど、小掃除をはじめる。
少しずつ片付けを始める12月。いらない物と、少しずつお別れする月に。いつも思うのは、要らない物でも置き場に収まっていて腐ったり劣化が少ない物は、本当に処分するタイミングがない。
この12月にお別れするものは、
IKEAのガラス容器
紅茶やほうじ茶を保存していたIKEAの「コルケン」ふた付き容器。シンプルで透明なガラス容器は、キッチンのおしゃれ度を上げアクセントにもなっていた。
しかし、梅酒とレモンで果実酒を作ったときに問題が起きた。ゴムパッキンに匂いが強く染みついてしまったのだ。
以前は、ゴムパッキンだけの交換パーツが販売されていた記憶がある。でもIKEAに行っても見当たらず。別の使い道を考えようかと思ったけれど、どうしても継続的に使えない物には気持ちが離れてしまう。
キッチンを少しおしゃれにしてくれた容器。けど、さようならだね。
だいぶ前のユニクロのワンピースとガウチョ
私にはワンピースには、ちょっとしたコンプレックスがある。普段はスカートをほとんどはかないのに、スカートやワンピースに対する憧れがどこかにあって、何年かおきに、試してみたいという気持ちが湧き衝動的に買ってしまう。そして、必ずと言っていいほど似合わず、クローゼットの中で眠る。
紺色の花柄ワンピース
衝動的に買ったワンピースやスカート類は、わがままなぽっちゃり体型にはフィットしない。似合うデザインを分かっていないため、より太って見えてしまう。
そもそもワンピースのコーディネートが上手くないこともあり、着まわせていない。そして数年クローゼットに鎮座していた。
クローゼットにあるワンピースを見ては「私はまだ女子だよねぇ」と思いつつ、さすがにこの2〜3年は「そーいえば、着てないなぁ」と胸が痛い感じがしてたのだ。
淡いブルーのふわっとガウチョパンツ
一方でガウチョは活躍したと思う。意識的に着ていた。まだデザイン的には着れると思うが、シフォン系というか柔らかい素材は、さらにぽっちゃりした体型には、悲しい状態となってきた。おばさんの悪あがきになってしまう。
ユニクロのリサイクルボックスへ
私がユニクロで買う理由は、リサイクルボックスがあるからだ。この週末にこの2点を入れてきた。(※写真を撮るのを忘れたのが残念だ。これからは思い出はデジタルにしようと思う。)
といってもあまり利用したことが無く、入れてしまっていいのかオドオドしてしまったが、今回は堂々とボックスへ。洗濯をしてアイロンをかけて持ってきたワンピースとガウチョパンツとお別れできた。
下着やら、100デニール黒タイツやら、
キャミソールやスリップなど、ずっと取っておいたアイテムもこの機会に処分することにした。思い返せば、おしゃれをしたいとがんばっていた頃に流行ったチュニックなどに合わせて使っていた。
けれど、ワンピースを手放すと決めたら、これらの下着類も必要なくなった。
50代になる私のどこかにも捨てきれない「女子」をずっと取っておきたいが、今回はいったんお別れをする。
10年以上前の無印良品のPコート
ずっと入れ替えで買い換えては、Pコートを持っている。
ボーイッシュな人生の私は、デニムにあわせて着るのが好きだ。十代の頃の雑誌mcSisterに影響されているのかトラッドなコーディネートも好きなのだ。
今回は体型の変化に加えて、このところオーバーサイズ系のコーディネートが多くなり、このPコートはジャストフィットのスタイルだったため、お別れを決意。
Pコートが無いクローゼットになるとは。
無印良品にもリサイクルボックスが
実は今回初めて、無印良品のリサイクルボックスに服を入れる。
いちを店員さんにお声がけした方がいいのか、迷ったものの、店員さんが忙しそうだったので、しれっと衣料品のリサイクルボックスに入れてきた。
あっさりと、さくっと捨てる。
物とのお別れは、あっさりだ。
サクッとゴミ袋にまとめ、しれっとリサイクルボックスに入れる。これを繰り返して、少しずつ物を手放しながら、遠くにあるシンプルライフに少しでも近づいていけたら。そんなことを思いながら過ごす、師走。