ちょい捨て(2025年2月~3月)

ヘッダータイトル画像:2025年の2月から3月のちょい捨て お片付け

日々の生活に追われていると、あっという間に4月。寒い2月から3月にかけて、コーヒーを飲み、鼻をすすりながら、ちょっとずつ物を処分していました。

それぞれの思い出にひたったり、ちょっぴり後ろ髪を引かれたりしながらの「ちょい捨て」です。

グレゴリーのリュック

まずお別れしたのは、愛用していたグレゴリーのリュック。

私はボーイッシュな服が好きで、リュックは欠かせないアイテム。でも、服やシーンに合わせて、ついつい買い足してしまうことも多く。

このグレゴリーのリュック、色が絶妙だったんです。紺色のピーコートやロールアップしたジーンズのコーディネートにピッタリだった。明るいグリーンのパイピングがお気に入りでした。

でも、先日出先のホテルで事件発生!
久しぶりに引っ張り出したリュックの中を開けたら、内部のビニールコーティングが劣化してベタベタに…。おかげで中身も被害を受けてしまった(ショック!)。お別れすることに。

またいつか、このデザインが復活しますように…と願いを込めて。

画像:大好きだったグレゴリーのリュック。

ちょっと前のJINSのメガネ

高校生の頃から、私の視界は「ど近眼」で、くわえて乱視もあるので、メガネはずっと私の相棒。

20代〜30代は仕事も忙しくて、平日はほぼコンタクト生活。あの頃、使い捨てコンタクトが普及し始めて価格も下がってきた時代で、少しおしゃれもしたいお年頃だったし。

PC作業が増えるにつれて、自然と「仕事中はメガネ」が定番に。そんなタイミングで、私の人生にJINSが登場(もしかするとだいぶ前から有名だったかもしれないが)。

以前は「メガネは一生モノ」くらいの感覚だったのに、気軽に買い替えられるなんて、昭和の時代には考えられなかった。

少し前までは、横長で細めの「オーバル型」フレームが流行っていた。私も例に漏れず、レンズの厚さを隠せるしっかり太めのフレームを愛用していました。最近では老眼が忍び寄り、新しいメガネの出番が増えてきました。

JINSさんの店舗に設置されているリサイクルボックスへ。店舗の皆さんが忙しそうだったので、サクッとボックスに入れちゃいました。
(あれ、一声かけた方が良かったかな?と後からちょっと反省…。でもまあ、きっと大丈夫ということで。)

画像:ちょっと前のJINSのメガネ。「オーバル型」のフレームで、2つのメガネとはお別れ。

両親の漢方薬

この漢方薬は、お湯に溶かして飲むのですが苦くてまずく。一和高麗人参濃縮茶エキスとやらを、父と母は通販で購入していたのだろうか。

私が子供のころから、両親が飲んでいた。自営業でほぼ毎日働きづめだった父と母。確か、二人とも40代くらいから飲み始めたんだと思います。疲労困憊の中、なんとか身体を支えるためだったのでしょう。

そんな両親の姿を思い出してしまい、どうしても捨てるのが忍びなく。

写真におさめてお別れすることにしました。両親の頑張りの証である漢方薬。

画像;両親の漢方薬。何度か飲んだが、大人になっても同じで苦手な味でした。

基礎体温系

久々にケースから出すと、だいぶ黄ばんでいた。まだ持っていたとは。

基礎体温帳やアプリはとっくに処分していたのに。

私がこの基礎体温計を手にしたのは、40代前半の不妊治療をしていた頃でした。結婚が遅かった私は、希望を胸に治療を始めましたが、簡単な道のりではなく。

流産も経験し、それでも朝は枕元に置いたこの体温計を手に取り、動かないように静かに横たわったまま体温を測った。そんな生活が4〜5年続き。

子なしの人生は、受け入れたのではなく、仕方なく。なんだか苦い感情が、心のなかに押し寄せて来てしまった。これは処分しないとね。

画像:基礎体温系。子なしとなった今。もういらないよ。

リーガルのローファー

(写真なし)

パンプスを履かなくなって、気づけば10年。
その代わりに愛用していたのが、リーガルのローファーでした。タイツに合わせて仕事に履いて行ったり、ジーンズとコーディネートしてお出かけしたり。

最近、この硬いローファーが足にしんどく感じるように。しっかり中年クライシスがやってきた。

50代。体型も生活スタイルも変わって、おしゃれを再構築しないといけないらしい(聞が付いてたけど)。いつかまたリーガルのローファーに戻る日が来るかもしれないけれこ、ここで一旦お別れ。

30年くらい前にロフトで買ったお椀

独身時代、一人暮らしの部屋に連れて帰った木のお椀。

渋谷ロフトで、どんな食器を揃えるべきかも分からないまま、なぜか2つも買ってしまった。一人暮らしの私が、しかも彼氏ができるタイプでもないのに(笑)。

木のお椀は電子レンジには使えないけれど、その温かみのある風合いが気に入っていました。一人暮らしには電子レンジ対応の食器が便利だと、使い始めてから気づいたのも、なつかしい。

それでも疲れ切った夜のインスタントのお味噌汁でも、ちょっとだけ「かっこう」がつく気がして。

結婚し、このお椀は15年以上、子なしなのでちょうど2つのお椀を夫婦二人で使い続けました。長年使い込んだお椀には少しずつひび割れが…。

思い切って、新しい木のお椀を迎えることに。特段、ていねいな暮らしとかしていないけれど、また木のお椀にしました。

画像:30年くらい前に渋谷のロフトで買ったお椀とお別れ。

いつかミニマリストになれればと。

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